色合わせ'成功'と'失敗'の分かれ道
樹脂やパテを埋めて凹みをたいらにして、「よし、ぬるぞ!」と筆をにぎるも、
「・・・・Muuu!?(ーー;)」なぜかサックリいかないときがあります。
![](./image/kuhaku.gif)
![アレッ、色がへん?](./image2/iro1.jpg)
左から、グレーっぽい、黄色っぽい、赤っぽいと並んでいますが、
この中で、引き返したほうがいいものが一つあります。どれでしょうか?
それは「グレーっぽい」です。
「上から、合った色をたせば?」というご意見もあると思いますが、
そもそも、色がMAXを超えてるから、グレー(黒っぽい)になっちゃってるんです。
![](./image/kuhaku.gif)
![木目をいれます](./image2/iro2.jpg)
うまくいってるのは、この場合真ん中の黄色っぽいです。
回りの木目が、どんな風にはいってるか、観察しながら、
木目を細く入れてゆきます。
![](./image/kuhaku.gif)
![木目を入れ終わるとこんな感じ](./image2/iro3.jpg)
でもまだちょっと、目立ってますね?
つぎは赤茶色を、うすくうすく上から塗ってゆきます。
色がうすく感じられる時は、
まだ上から色を足すことができます。
![](./image/kuhaku.gif)
![赤茶色を少し足します。](./image2/iro4.jpg)
上から塗ったのがたとえうすい色でも、
色の総合計がじりじり上がってゆきます。
それで、黒ずんで(グレーっぽくなって)くるんですね・・・。
![](./image/kuhaku.gif)
![色づけ完了](./image2/iro5.jpg)
(写真をもっとなんとかしたいです・・・(汗)。)
ちなみに右の赤っぽいですけど、
黄色っぽい色を足してやって、うまくいきそうですが、
「あれ?」「あれれ?」と思いながら、なんども塗ると、
だんだん黒ずんできそうです。
悩んで色を塗り重ねるより、ふき取って最初から塗ったほうが、意外と近道だったりします。
![](./image/kuhaku.gif)
![働いてくれた絵の具たちです。](./image2/iro6.jpg)
Liquitexのアクリル左から、
…>・マットメディウムアクリルだけだと弱いし、樹脂の上にのりにくかったりするので、絵の具と混ぜて塗ってます。つや消しとつや有りがあります。
・イエローオキサイト(黄土色??(^^ゞ)
・ブラック(木目の黒を塗ってます。)
・ローシェンナ(少しだけ赤っぽい茶色)
・白 以上です。
イエローオキサイトとローションナは柔らかくて、濃くて、トロッとしてます。
Liquitexのソフトタイプです。黄色いキャップのやつです。
補修には使いやすくて、わたしは重宝してます!
![](./image2/kaeru6.gif)